恋愛工学復習シリーズ⑼「スランプからの脱却方法」
恋愛工学復習シリーズもこれで第9回ということで、この数ヶ月間でスタンスをきっちり基礎から見直すことができたと思っている。筋トレで言えば、「フォームを見直す」に値するだろう。ちなみに、前回は「モテの公式」でした。
Amazon.co.jp: ぼくは愛を証明しようと思う。 (幻冬舎単行本) eBook: 藤沢数希: Kindleストア
やはり何事も基礎が大事であり、その基礎の習得は正しい姿勢と徹底した反復のみ獲得できる。この数ヶ月間で試行回数は上がった。社会人である以上、デートできる回数なんて上限が決まっている。ともすれば、論点は「如何にして毎回意義深いデートを行うか」に尽きる。そう、部長に1年後の企画案をプレゼンテーションするのと同様、準備が大事なのだ。何事も準備をおろそかにしていたら結果はついてこない。毎回これでもかと追い込んで初めて、緊張感がほどけた自信あるマインドで挑める。それでは、最終回も見ていこう。
- スランプからの脱出方法
恋愛工学の技術水準が上がっているにも関わらず、ヒットレシオが低下する主な原因は、パッション、情熱の欠如だ。テクニックの問題ではなく、ハートの問題なのだ。
はやり、「心」「情熱」「パッション」 が先にくる。マインドセットの重要性はこの復習シリーズでも何回か指摘したが、それくらい重要なのだ。まずは、心から。
まだ、恋愛工学を試しはじめたばかりのときは、当然だが多くの男性読者がセックス不足の状態だったと思う。つまり、新しく女と知り合ってセックスする、というその行為自体が最高にエキサイティングだったわけだ。さらに、よく知らない女をこんなに積極的に口説いている、というその自分の行動自体にも興奮している。全てが新しく、全てが刺激的だったんだよ。あの頃は。相手の女を大して好きじゃなくてもね。
そうすると、自然と目がキラキラと輝き出す。顔の表情が明るくなる。力強い息遣いになる。セックス不足から自然に湧き上がる相手の女に対するレスペクト。いままでやったことがないような大胆な自分の行為に対する興奮。そして、経験不足からくる自信のなさを補う、覚えたての恋愛工学のテクノロジーの数々。
こうした要素が一体となって、君をとても魅力的な男のように見せていたのだよ。
まさにスーパーサイヤ人状態と言っても過言ではない。そう、恋愛工学生として成功体験を積んだ間もない頃は、自分の中で何かが変わった感覚、新しい世界に足を踏み入れた高揚感、噛みしめる自己への成長に対する歓喜、様々な感情が渦巻いていたのだ。
ところが、こうした成功体験を重ねるにつれ、自信がついたので表面的な恋愛工学のテクノロジーは安定して繰り出せるようになってきても、そこにはもはや新鮮味が感じられない。似たような場所で出会った、似たような女。その女を口説いて、セックスして、何度かセックスしたあとに、たぶん別れるんだろうな、というそこまで見えてしまう。もはや、そのプロセスが全く楽しくなくなってしまったんだ。恋愛が、ただのルーティーン・ワークに成り果ててしまった。
この会社で働き続けたら定年までにどれぐらいのポジションになるのかが全て見えてしまった大企業の中間管理職のサラリーマンみたいに、女と話しているときの君の目は死んだ魚の目みたいだったわけだ。
それでは、口説けるものもの、口説けなくなってしまうよ。
藤沢所長からのスランプ脱出方法は以下の二点に集約される。
こうしたスランプから抜け出るにはふたつの方法しかない。
ひとつ目は、ナンパをしばらくやめること。そして、空いた時間に、地道に自分のバリューを引き上げる努力をする。具体的には、金と地位を高めるためにがんばる。ジムに行って、身体を鍛える、などだ。本を読んでもいい。
ふたつ目は、狙う女のレベルをひとつかふたつ上げる。試行回数、ヒットレシオが低下し、セックスできる数は間違いなく減るだろうが、心から魅力的だと思える女だけを狙うことにより、情熱の欠如という問題は自然となくなる。
どちらを選ぶかは君次第だ。あるいは両方を選んでもいい。
大した刺激がないのに女のケツをいつまでも追いかけているのは人生の無駄ということだ。グダグダ恋愛するのではなく、密度の濃い恋愛をして、自分の理想に近づくことが人生を振り返った時に重要なのだ。なるほど、アラサー女子にこびりつく水垢は、この"ダラダラと恋愛している"状態から生じていたのか。だからこそ、「Over30独身女性」は、若者世代からしたらタバコの煙のようになんとなく煙たい存在に感じたのか。
同じミスをしないためにも、「ファンダメンタルバリューを向上させる」、あるいは、「S級美女を狙う」といった要素を満たしている『港区女子に愛される男を目指す』はやはり王道をいっていると言っても過言ではない。
「 忙しくなったらアポの時間が取れないではないか?」
そんな杞憂を抱く読者もいるかもしれないが、そんなことは実際に起きてから考えてくれ。 ちなみに、藤沢所長からの解は以下になっている。
それで忙しいときの恋愛戦略としては、ビジネスと同じように、新規顧客獲得は既存の顧客から売上を上げるよりも通常は何倍もコストがかかるのですから、新規顧客の開拓はひとまず中止して、既存顧客の満足度を維持して、安定したセックスフローの確保を目指すのが第一じゃないでしょうか。これがまずは基本戦略ですね。
しかし、恋愛の女神さまは意地悪で有名なので、こういう糞忙しい時期に、往々にして、素敵な女子を紹介してきます。そんで、会ってすぐにセックスするか、ストップロスか、みたいな相手のハンドの強さも読もうとはせずにいきなりオールインみたいなのはよくない、というのがここまでの話ですね。
もう、こういうときは、無理に会わなくても、正直に忙しいことを打ち明けて、この仕事が一段落したら会いたいなぁ、みたいなメッセージを送るのが一番だと思います。
ちなみに、仕事を犠牲にして、女の優先順位を上げることはいかなる場合もオススメしません。
恋愛工学生の諸君、今は仕事と勉学に励もうではないか。
夏に訪れるS級美女との出会いを楽しみに。
我々は一人ではない。誇り高き恋愛工学生の栄光を祈って。
#恋愛工学復習シリーズ
2017年GWのレビュー
もうGWが終わった。社会人になると、休日が秒のように過ぎていく。
長期休暇をうまく過ごすTipsとして、「やりたいことを書き出す」「優先順位をつける」「成果を振り返る」を習った。
だから早速実践してみる。
今年のGWで掲げたやりたいことは以下の点だった。
- 他人へのお礼を実行する
- 継続した英語学習
- 税金とファイナンスの書籍を1冊ずつ読破
- Excelのモデリングを三つ行う
- ポケットWifiの解約
- 携帯電話のPlanの変更
- 親孝行を実行する
- 大学の友達と遊ぶ
この中で達成できたのは、
- 他人へのお礼を実行する
- 継続した英語学習
- 税金とファイナンスの書籍を1冊ずつ読破*
- Excelのモデリングを三つ行う
- ポケットWifiの解約
- 携帯電話のPlanの変更
- 親孝行を実行する
- 大学の友達と遊ぶ
Excelと税金の書籍と携帯の変更ができなかったが、それ以外は概ね達成できた。
こういう小さい積み重ねをバカにせず、頑張っていこうと思う。
さて、恋愛工学面での学びは膨大にあった。とくに、銀座のアポからのバーおよびクラブが最悪だった。
港区女子によって久しぶりに地面に叩きつけられたわ。思考と判断ミスがあったんだろうし、発している非言語メッセージが悪いんだろう。でもこれが現実。こっからどこまで這い上がるか。全て記録していきます。
— Justin (@justinto2020) 2017年5月3日
その中でもlearningを蓄積しておくと、
- where to playがあって初めてhow to winが効果を持つ
要は、自分の競争優位性がある場所で勝負しないと、金と時間の無駄になる。なんとなくモテたいとかの目標設定とかは最悪。大学生みたいに時間があるならいいし、どんな女でもとにかくSEXして知見を広げたいならいいけれど、それ以外だと、ファンダメンタルバリューを鍛える時間がなくなり、長期的に見るとただの非モテになる。
- 港区女子の時価総額はインフレ状態であり、男側は外見とスペックとオーラでたぶん80%ぐらい決まる
非言語コミュニケーションをバカにすることなかれ。これ大阪みたいにとりあえず会話でグイグイ押すパターンだと引かれる、弾かれる。それよりも、外見とオーラで魅了して、多少の入り口の会話でスペックチェックに引っかからないほうが大事。あとは、純粋にインフレ状態だから、女側に主導権があるパターンが多い気がするし、その場合だと、勝ち目は基本ない。ゆえに、ストップ・ロスですね。
- 東京だとAフェーズが思った以上に大変
これも上記と同じ内容。Aで勝てると楽。とくにバー、クラブ、ストリートだと。コンパとかはC→Sだけど、出会いの頭数を増やす意味でAで勝てるとぐっと楽になる。
- 商社マンや広告マンとかが"モテる"と称される現象が生じるメカニズムが把握できた
これは教えられない(笑) 逆にモデリングを転用できるか試行錯誤してみるつもり。成功したら、結構楽にAフェーズや出会いの悩みは解消されると思う。
まだまだ「港区女子からモテる」レベルには遠い状態ですが、確実に成長はしていると思う。
引き続き、この夏に向けてジムいってきまーす。
恋愛工学生からPUAヘのバイブル3冊
今日は僕が恋愛工学生からGlobal PUAへと移動する契機となったバイブルを紹介する。
恋愛工学界隈はぶっちゃけ特異なコミュニティだと思う。モテたい一心で、努力をする。それもあらゆる手段を用いて。ただ、それも間違えるとただの犯罪集団。そこと一線を画すのは背景にある思想だ。
要は、我々は「自由市場主義者」なわけだ。みんな目指す方向性は同じだからこそ、土地が違くても、年齢が近くても、見知らぬ同士であっても、会話が噛み合う。
さらに、その中でも婚活市場で俗に言う「ハイスペ」と定義したメンツは基本的に似た思想を持っている。
具体的な基準は以下のように設定したい。
ハイスペ={A∧B∧C∧D}
(A)年収1000万円以上
(B)国家資格取得
(C)社会的信用のある肩書き
(D)英語力(TOEFLE 100程度)
上記に設定するとなんとなく世間の雑誌やメディアが構築している「ハイスペ」のイメージと合致してくる。
その思想をある程度把握していないと、なかなか彼らの発言の本意や背景が理解できず、上辺の言葉に振り回されてしまう。だから、金融日記の読者の中には的外れな質問を投げかけ、所長から呆れ半分、励まし半分のfeedbackをもらう。同様なことがTwitterでも散見される。
では、どうやって学ぶべきか?
答えは以下三冊を読み通すこと。これ以上でもこれ以下でもない。
GWもまだ三日あるわけだし、アポに行く前に読むのがいいと思う。
ちなみに、橘玲は金融小説でも有名だ。マネーロンダリング、タックスヘブン、、、外資系金融や国際金融を志望する就活生には常識の書籍である。興味がある就活生がいるならぜひ読破するべき。JPモルガンに内定した慶応の友達も、この辺の書籍は学生時代に読み込んでたな。
【中途採用組】外資系コンサルティングファーム志望者必須
【更新:2021/10/16】
約三年ぶりの更新ですが、戦略コンサルティングファームの時代は会社としてはいいけど、一個人としてのキャリアは微妙な気がしています。東証1部上場だけれども、業界下位企業でキャリアの見通しも悪い人はぜひコンサルに移動した方がいいですが、個人のお勧めとしては圧倒的にGAFAに行くべきです。本当、給料の上昇率が全然異なりますw
令和時代に32歳で年収が3200万円(時価ベース)にまで到達できる凡人の方法論【1200文字】|Justine|note
【更新:2018/10/13】
ちょっと最近コンサルの友達と飲んだんですけど、コンサルの人員拡大規はヤバいですねwMacやBCGも新卒で35~50人を採用する時代になってます。。。関西オフィスを開設した関係もありますが。追伸:最近Promotionした友達曰く、コンサルがコモディティ化しつつもMCKだと学部卒入社とかだと28歳でベースが1500万円です。これに加えて、借り上げ社宅だからマジで港区男子生活が到達可能な世界です。羨ましい、、、30歳で2000万円は超えますねw
受ける人は以下の書籍をやった上で、ケース問題をググって準備しておきましょう。基本的に構造化を行うために、因数分解を行うわけですが、なんでも人数 x 単価に分解ではなく、打ち手がでる意味のある分解にすることがポイントです。多くはto C系の問題がでるので、業界別にどのあたりが「消費者から見た際に意思決定Driverになるのか」を考えましょう。それが因数分解する際に大事な視点になってきます。他のポイントとしては、マーケティング施策に安易に走らないこと。構造上、埋められるGapを埋めることが先決です。
戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策
【更新:2018/1/20】
2018年年明けの情報だけれども、アップデートしてみたい。港区界隈で普段はアホな飲み友達だけど、コンサルティングファーム勤務なので、会話の内容は勉強になります(笑)
1. BC⚪︎は戦略案件が少なく、最近は常駐してExecution系の案件が多い。
2. ベルガーや A.T.蟹のほうが戦略案件は多い。そして、PEファンドや投資銀行と仕事もする機会があるとのこと。
3. MCKは業務改善系のプロジェクトが緩くておススメらしい。とは言え、DD系を一度は経験していないとその後のキャリア的に狭まるので体力のあるうちに数件入ったほうがいいとのこと。
4. Bai⚪︎はそもそもの採用人数が少ない狭き門。新卒も毎年4~5名に加えて、中途も2~3人が年に入れる人数。
まあ口を揃えて言っていた点は、「知的好奇心が強い」「ガッツがある」「要領がいい」の三点がないとなんだかんだ厳しいとのこと。勉強量は多いみたいで、プロジェクトが終わって2ヶ月の休みとかも、海外旅行と勉強のパターンがほとんどらしい。下記で紹介している書籍も社会人2年目までには読破は必須とのこと(某コンサルの課題図書リストらしい)。これ新卒上がりの24歳あたりで全部読破は必須って戦略コンサルティングファームは恐ろしいですねw読んでことない人いたら買って読むべきですよ。
ちなみに、こう言われても購入する人なんて5%もいないわけだから、だいたい外資系コンサルファームは3~5%しか合格しないので、世の中で行動する人の比率と同じになっています。気になる人材価値はやはり市場価値はつくみたいで、2年もいればヘッドハンターからの声はかかり、1000万円の壁は超えることが可能です。あとは税引き前で賃貸ができるので、家の質は上がりますね。
尚、英語に関する記事は以下です。
【新卒/中途採用組】外資系コンサルティングファームに入るために必要な英語力 - 港区女子にモテたい!!
【更新: 2017/10/1】
2017年夏時点だが、コンサル業界の転職に関して何点かシェアしたいと思います。もちろん、転職エージェント、友人含む第三者情報なので、真偽に関して一次情報にあたりたい方は、各自調べてください。(といってもおそらく入手不可能だと思いますが)
まず、コンサル業界は業界全体として好調です。ゆえに、人手不足がトップティア含むファームまで広がっています。とは言え、中途採用活動の質を落としたくないので、各社慎重ではあるものの、一定数は確実に採用しなければならず、チャンスはあるというのが現状です。ただ、コンサル中途組は2年で5割はファームからいなくなっているという事実は一度考慮すべきポイントです。本当にコンサルに行きたいかどうか、さらに、コンサル行ってからどういうキャリアパスを描くのかは、一度冷静になって考えるトピックではあります。
ここからは、完全な私見です。Big4と呼ばれるファームは、実は新卒も150人クラス内定を出す会社になっており、そのうち7割がシステム系の営業兼コンサルという、名目上うまく「コンサルタント営業」として新人の希望を裏切るという実情があります。それゆえ、中途もこの業務だと余裕で内定が出ます(笑)。それではなく、インダストリーかファンクションに就くコンサルを希望する場合は、第二新卒であってもバックグラウンドチェックが入ってきます。アクセンチュアやデロイトなどは、一個上のコンサルファームの元アソが中途で入り、マネージャーとかだったりするので、そんな簡単に受からないかと。特に、ファンクション系(事業継承、M&A等)は、自身がすでに現職で管理会計/財務会計業務を行っている等の考慮が必要です。
またこれ面白いことに、トップファームですと、友人紹介案件で入社すると紹介した人にXX万入る紹介システムを抱えているファームもあります。(3つしかないので察してください、笑)
ということで、大学が東大/慶応の方は交友関係をレバレッジしてから受けるのはありだと思っています。かのマッキンゼーでも入りやすくなっているという。32歳の弁護士上がりとかが内定出るので、26/27だと自身の業界/業務にある程度専門性があれば、受かる可能性は高いです。ちなみに、中堅/中小企業M&A、事業継承案件の増加により、DDに興味のある税理士クラスタ、監査法人クラスタ、会計クラスタ、にはチャンスは高いかと思います。あと、電通からBCGに内定した友達やベンチャー(アプリ系)からこれまた同じくBCGに内定した友達もいたので、デジタル分野はチャンスかもしれないです。リクルートSUMOからマッキンゼーDigitalやライオンからベイン、トヨタ自動車からベインと意外と道はあります。その一方で、三菱商事ながらもMBB落ちや伊藤忠から戦略全滅でデロイトなどの失敗例もあるので、最終的には対策次第というところに落ち着きます。
なお、気になるビジネスレベルの英語ですが、コンサルは半年や3ヶ月給料の9~8割もらいつつ語学留学できたりするため、なんとか内定をとってプロジェクトを複数こなせば、そこから英語に注力するキャリアプランもありっちゃあありかと思います。ちなみに、給料はやはりよく、トップファームは新卒ですら入社して2~3年で昇進すると1000~1300は固く、新卒組は20台で2000は狙えそうなレベル感です。(東大大学院経済研究科出身→某トップファーム出身者コメント)ですが、最低限TOEIC900は超えていないとそもそも7割給料での語学留学の話すらでてきません。マジでドメ案件一択になりますし、マッキンゼーだと昇進できません。TOEIC900って学生時代に超えているのが新卒コンサル勢の基礎スペックなので、25歳になっても超えていない人は【スタディサプリ ENGLISH】 にとっとと申し込んで、三ヶ月でTOEIC900(理想は950まで欲しい)はとる気概が必要です。こういう英語をバカにして行動しない人に限って、コンプレックスを抱えていたりするのですが、純ドメ日本人の特に私立文系はどんどん英語にリソース振った方がいいです。これの理由は、BainのHPを見ればわかるのですが、O西くんは青山学院大学からベインに新卒入社してます。彼は英文学科で英語力がかなり高いレベルにまで学生時代に持って行ったんですよね。アメリカに一年留学してあとは留学サークルの代表をしてました。他にも出てきていませんが、英語ができるだけで、学歴GAPを乗り越えている就活事例は意外とあります。5年以下の専門性がない人材は同じで英語をゴリゴリやりましょう。
大西 貴光 - シニア・アソシエイト・コンサルタント - Bain & Company
経歴はみんな違うけれども、共通していたのは、「思考訓練の数」と「フィードバックをもらって思考の着眼点(視座)を獲得すること」。外資系コンサルティングファームといども、必要な知識を蓄えて、応用できるように練習すれば、それなりの頭でも内定は出るレベルに持っていけるわけです。
一応、選考を受ける前に読んだ本。
入社してプロジェクト入ったら、1週間で業界の全体理解を求められるわけですよ??最低限、以下の書籍ぐらい全部読みましょうw
というか、死ぬ気で勉強すれば不可能とかないです(具体的にはひと分野に関して関連書籍30冊を読み込む)。この手法含めてキャリアや生き方をいろいろ教えてくれた先輩は某メーカーからTop school MBAにいって某PE fundの米国勤務を勝ち取りました。私も同じ手法でいろいろキャリアの階段を上っている最中です。せっかく記事を読んでくれたからこそ、本気で3ヶ月やりぬきましょ。オナニー禁止して、この記事で紹介した書籍に加えてビジネス書籍15冊は買い込んで、圧倒的インプットすれば普通にどっかひっかかります。
【外資系コンサルティングファーム志望者の必須書籍】
思考系
- 改訂3版 グロービスMBAクリティカル・シンキング (グロービスMBAシリーズ):グロービズの「MBAクリティカルシンキング」はオススメ。クリティカルシンキングの全貌が見えると、フレームワークやMECE、ロジック・ツリーとかが何のためにあるか整理できる。
- イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」:「イシューからはじめよ」も読むべき。分析の軸の出し方の考え方などのエッセンスが詰まっている。
- 新版 問題解決プロフェッショナル―思考と技術:「問題解決プロフェッショナル」も名著。例えば、思考では仮説思考と0ベース思考をどう使い分けるかとかが解説されている。
- 問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」:こちらはワンランク上だけど、コンサルいくには呼吸するように使いこなせないと厳しい。
- 戦略策定概論―企業戦略立案の理論と実際:波頭さんの「戦略策定概論」は読んで損がない。最低限の知識として必須レベル。
- 具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ:視座をどこにおいて思考するかの問題。こういう視点の幅はそんなに広がらないから読んでおいたほうがいい。
- 地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」:フェルミ推定自体の整合性を問うケースはほぼないけれども、フェルミ自体がそもそもできないと、具体性を伴う議論にならないので、注意。そういう意味でも、一通り読んでおくべき。
-
経営戦略概論:これは必須。経営戦略とは何かがストンと腑に落ちる。
- 思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践:コンサルのケース面接でも同じことが結局のところ問われている。
- 経営戦略全史事業戦略策定ガイドブック:戦略策定に必要な十分条件を学んでください。
- グロービスMBA経営戦略:よくまとまっているので、経営戦略のフレームを整理してください。
この辺の知識や考え方のエッセンスを意識しながら、以下のケースをゴリゴリ解いていくのが大事。つまり、頭の中での思考回路を形成していくことが必要。
ケース対策
- 「東大生の~」シリーズもあるけれども、以下でいいと思う。あとは、実践あるのみ。戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策
あとは、暇な時見てたサイトはこれ。外資系コンサルティングファーム、外資系投資銀行、PEファンド、MBAと幅広くプロフェッショナルファームへの転職をサポートしている。質問者の学歴とかスペックが高すぎる(笑)
新卒で馴染みのある外資就活ドットコム。最近記事のまとめが整理されて見やすい。
結局ここまでやりきれなかったけれども、海外のケース対策サイト。このあたりが余裕でできれば、MBA卒のMBB志望者レベルになるのでは。
あと、筆記試験は普通に勉強すべきです。結構筆記で落とされているので。
以上、転職関連の情報でした。
恋愛工学復習シリーズ⑺「ファンダメンタルズとテクニカル」
恋愛工学復習シリーズもこれで、7回目を迎える。
目的は、恋愛工学のフレームワークを整理すること。
もし解説や解釈に齟齬があれば、指摘してほしい。
ここまで復習してきたプレイヤーは、それなりの結果なり、収穫があったのではないだろうか。
- 試行回数を上げるべく、出会いがある場へ積極的に参加するプレイヤー
- ヒットレシオを上げるテクノロジーの研究に励むプレイヤー
- 「ACSモデル」のAフェーズにおける得意な型を身につけるプレイヤー
- アポの記録をつけ、PDCAを回すプレイヤー
- フレンドシップ戦略の過程で、交友関係を広げるプレイヤー
少なくとも、私は成長している。確実に少しずつ、地道な努力を積み重ねることができている。プレーする回数が増えると、当然失敗して自暴自棄になる時もあれば、成功の味を噛みしめることもあるだろう。だからこそ、ここで「ファンダメンタルとテクニカル」に関して知識を整理しておきたい。今後の恋愛活動の指針に関わってくる内容だからだ。
なお、以下の書籍が講義のベースになっているので、一読してから本文を読み進めるほうがいいと思う。
- ファンダメンタルとテクニカル
そもそも株式投資の世界において、ファンダメンタル分析とテクニカル分析がある。
ファンダメンタル分析というのは、財務諸表などから企業の将来の利益を予測することによって株式の価値を理論的に計測できるという考え方に基づいている。外資系投資銀行のマーケットサイドを志望している学生などは、この辺りの知識をベースに推奨銘柄とその理由、業界の展望といった知見を備えて面接に挑むらしい。
一方、テクニカル分析とは、企業の事業内容や財務状況、経営計画を考慮せずに、ただチャートの動きのみによって将来の株価を予測する投資手法である。テクニカルの有名な指標に、ゴールデンクロスとデッドクロスなどがある。ちなみに、正月に実家に帰ったらおじさんが株で擦った話を延々と聞かされ、いとこにお年玉を払うという苦行をしてきた。。。話の内容からテクニカル分析でしたね。
こうした比喩をもって、金融日記の藤沢所長は以下のようにの述べる。
株式投資と同じように、恋愛もファンダメンタルズ(長期的な本源的価値)とテクニカル(短期的な心理的錯覚)な要因が、時に反対の作用をしながら複雑に絡み合うので、未来はなかなか予想できないからです。
すなわち、恋愛工学における「ファンダメンタルとテクニカル」とは、女性から見た男性を価値を株価のように捉えるといった考え方だ。これはどういうことか詳しく説明していこう。恋愛工学では、男性の価値は以下の式で表現可能である。
しかしながら、実際の世の中をみてみればわかるように、誠実で一途な状態はGood Dadの証でもあるが、非モテコミットに陥ってしまい、風俗やキャバクラにお金をつぎ込んでいる人が山ほどいるわけだ。一方、フリーターかニートかわからないけれども、都内のクラブやバーに入り乱れているアパレル界隈のチョイ悪系の男が中村アン風の帰国子女かぶれ女子からモテたりする。新宿ホストスタイルに憧れて茶髪、ロン毛のホストタイプの男がちゃっかりゆるふわ系OLをお持ち帰ったりしたりするのだ。 こういった理由から、一般に恋愛工学テクノロジーを装備したとしても、先の結果はわからない。
そういった背景があることを踏まえたとしても、恋愛市場における男性の価値は長期的に見たら「ファンダメンタル」に収束していくのだ。つまり、社会的地位、スペックが長期的にはモテるとも言い換えられる。
それで簡単なガイドラインですが、基本的に、男も女も恋愛経験が増えれば増えるほど、また恋愛工学などの正しい恋愛に関する専門知識が深まれば深まるほど、ファンダメンタルズ重視になります。
こうした恋愛経験値は、基本的には年齢に比例するので、相手が若ければテクニカル重視の恋愛戦略が有効で、シニアのプレイヤーにはファンダメンタルズ重視で行けばいいと思います。
結局、長期的には、株式市場と同様に、恋愛市場もファンダメンタル・バリューに収束していくのかもしれません。
さらに藤沢所長は以下の記事でも言及している。
「本当にモテたかったら」 、すなわち、「長期的にモテたかったら」、ファンダメンタルバリューの向上は必須ということだ。それは冷静に考えれば当たり前だ。職業上安定していて、社会的地位がある程度ある男は、Good Dadの価値が最低限担保されているわけだ。様々な経験を積んだアラサーの女子や、大学時代から背伸びしてデート経験を積んできたOLを、Good Genesのみで翻弄することは徐々に難しくなっていく。
- それでは、恋愛工学はその要件を満たす学問なのだろうか?
答えは、"Yes"
(恋愛工学生は瞬時にYesセットが頭に浮かんでほしいところ)
なぜなら、恋愛工学は学際横断的な分野だからだ。これまでの学問体系では解析できない、理解できない、把握しきれない現象を複数の専門領域の知見を用いて解析、把握、理解する学問だからだ。
大学でいうと、「慶應義塾大学総合政策学部」といったところか。
http://www.sfc.keio.ac.jp/pmei/#pm
総合政策学部は「実践知」を重視しながら、ひとつの学問領域だけでは解決困難な多様な問題の解決に資する新しい「知」を生み出す力を涵養します。情報言語や外国語の実践的な教育、国内外各地でのフィールドワークも充実。問題を的確に見定め、その解決方法を提案し、実行までできる「問題解決のプロフェッショナル」を育成します。
大学院でいうと、「東京大学大学院新領域創成科学研究科」といったところか。
新領域創成科学研究科は、学際性をさらに推し進めた「学融合」という概念で新しい学問領域を創出することを目指して1998 年に設置されました。ナノ、物質・材料、エネルギー、情報、複雑系、生命、医療、環境、国際協力など、伝統的な学問体系では扱いきれなくなった分野横断的な重要課題に取り組むために、各分野をリードする意欲的な教員が集結しました。組織の壁を取り払った自由でオープンな研究教育環境の中で多様なメンバーが密に交流・協力し、人類が直面する新しい課題に挑戦していくことが研究科の基本理念です
どちらも基礎学力は高くないが、学歴ロンダしそうな人が多く集まる点で、「恋愛歴ロンダしたいけれども、ファンダメンタルバリューが低い」恋愛工学の実態と似ている。みんな何かしらの恋愛コンプレックスを抱えているのだ。だからと言って、諦めたり、妥協はしたくない、プライドを持った戦士の集まりなのだ。
藤沢所長からのメッセージは以下だ。
それにしても、恋愛工学というは、進化生物学、経済学、金融工学、法律、心理学など、本当にさまざまな分野が学際的に融合しているホットな分野なんですよね。この極めてエキサイティングな分野の最前線に立ち、みなさんといっしょに研究し、そして実践できることを、本当に幸せに思っています。
思うと、恋愛工学を極めようとしたら周辺分野の学問を抑えなければいけないわけで、そういった知識が備わっていけば当然出世だったり、ホワイトワーカーになれるため、ファンダメンタルバリューが上がっていくわけだ。
恋愛工学復習シリーズ⑸「高学歴トラップ」
恋愛工学復習シリーズの第5回目だ。
目的は、恋愛工学のフレームワークを整理すること。
もし解説や解釈に齟齬があれば、指摘してほしい。
なお、以下の書籍が講義のベースになっているので、一読してから本文を読み進めるほうがいいと思う。
今回は「高学歴女子」に焦点を当てて、深く理解していきたい。
というのも、2016年秋に出会った外資系投資銀行の才女とのアポはこじつけられなかったからだ。彼女はまさに「高学歴女子」だった。アポにまで辿り着けなかった自分に腹立たしい。「港区女子にモテる男」を目指している中、さっそく大きな壁にぶつかった。「ハイスペ女子」という壁に。だが、これはとても光栄なことだ。1日に236*人ほど潜在的港区女子がいるわけだが、その中でも「外資系投資銀行勤務」かつ「20代中盤独身」の女子と出会える確率なんて、とても低い。婚活パーティーに参加しても、合コンをひたすら組んでも、おそらく出会えないだろう。彼女達は、朝早くから男性に負けじとバリバリ働いており、忙しいのだ。つまり、ポケモンGOでいう「ラプラス」のような存在だ。一部にしか出現しない希少種といっていいだろう。そんな彼女と接点を持てているあたり、恋愛活動の方向性はそれなりに正しいと思う。
*236人という数字に関しては、以下参照。
知り合った彼女は株式のフロント業務で、朝早くからバリバリ働いており、夜は経済や証券の勉強、および、接待で埋まっている。彼女は、いわゆるハイスペの日本人のみならず、外国人からプレゼントを貰うモテモテな日々を送っている。顔立ちは整っているし、身長は高いし、スタイルはいいし、コミュニケーション能力は高いし、自分を売り込む能力は高いし、英語は当然できるし、頭はキレるし、日本経済のみならずマクロ経済に関して議論できるし、ダンスもできる。出会った当初は「女性」というよりも、どうやってそういった才能を身につけてきたかといった過去に興味が湧いた。幸いにも一回アポることはできたのだが、Cフェーズに進もうとした際に完全にAフェーズに連れ戻された。彼女の周囲には、"港区女子が好みそうな"魅力的な男がいっぱいいるのだ。そして、その魅力的な男の中の候補にすらなれなかった自分が惨めに思えた。
だから、Global PUAという高い目標を掲げて精進することにしたのだ。
ただ、残念ながら彼女はもうロンドン勤務になってしまった。東京にはいないのだ。グローバル都市をまたいで、「グローバル恋愛市場」に参加している彼女が羨ましいと同時に、ぜひ幸せを掴んでほしい複雑な感情が入り混じる状況だ。
今回はそんな背景もあり、深く「高学歴女子」について研究していきたい。
- 高学歴トラップ
まずは、以下の記事を読んでほしい。金融日記の藤沢所長が10年も前に執筆している記事だ。
上記のBlogでは以下のことが説明されている。
ただ、俺を含めて世の中の大半の男性は、高学歴女性に関して勘違いしていると思う。
その誤解を解いていきたい。
そして、何より根本的に間違っているのは、高学歴女とか、年収の高いキャリア女は、モテないなんてことは全くなく、実際にはすごくモテる、ということです。
どういうことなんだろうか。
男性の多くが、美人が好きなのは、そりゃそうなんですが、僕自身がそうだし、多分、世の中のハイスペック男性の多くがそうなんですが、顔が同じぐらいなら、話が面白い頭のいい女のほうが好きです。
確かにそれはそうだ。そして、見過ごしてはならないのは、彼女らは既に環境的にもモテる状況にいるわけだ。
たとえば、マッキンゼーみたいな会社の女性コンサルとか思い浮かべてもらえば、男ばっかりの大企業の経営者の世界で、頭のいい若い女がポツンといるだけで、どれだけモテるか想像できると思います。同じ理由で、女の経営者も、ハイスペックな男性の巣窟の経営者コミュニティの中で非常にモテると思います。
このように世間の常識とは逆で、金を稼いでいる女は、実際にハイスペックな男性に非常にモテるんですよ。
学歴コンプとか、年収コンプがある男性にはやっぱりモテないかもしれませんが、こういう男性たちは彼女たちの眼中には入っていないのがふつうなので、特に問題ありません。
確かにそうだ。彼女もサラッと言っていた。「え、商社マン?広告代理店?そんなショボい肩書きとか眼中にないよ~。だって、年収も大して高くないじゃん。」
これには衝撃を受けたが、これは事実でもあるのだ。20代で1500万を超える人なんてほんの一握りだが、その一握りおよび、30代の成功者へのネットワークがある彼女らにとっては"普通"の感覚なんだろう。
しかし、こうした女性たちが、結婚市場で売れ残っているのがよく目につくのは事実です。その根本的な原因は、彼女たちの男を選ぶ基準が高すぎることです。決して、彼女たちがモテないわけではありません。
確かに、そうだ。
なんか大げさに書いてると思うかもしれませんが、これが、いいキャリアを歩んできて、20代後半ぐらいになって男を見る目が肥えてきて、そこそこルックスもよく、出会いの場へのアクセスも豊富な社交的な女子たちのとても素直な感覚だと思います。
それで彼女たちの多くが、彼女たちの「ふつう」基準を超える男たちと、不倫とか、セフレとかしていて、オフィシャルには彼がいない、結婚できないヾ(>▽<)o、というふうに発表されているわけですね。
それで、彼女たちの「売れ残っている」という言葉を真に受けて(実際に、ある意味では売れ残っているわけですが)、自称そこそこモテる(可愛い女子大生や読者モデルをたまに撃ち落とせるレベル)若いサラリーマンの男が、(売れ残ってるんだから)簡単にやらせてくれるんじゃないかと思ってアプローチすると、けっこうバッサリと切り捨てられるわけです。
さらに、学歴コンプとか年収コンプの男たちは、もともと彼女たちが嫌いですから、こうした男たちと、切り捨てられてプライドを傷つけられたちょっとチャラい男たちが、上と下から、腹いせにネットでこういう高年収のキャリア女たちを叩きまくるわけですね。
的を突いていて笑える。
やはりこのSクラスを落とすには、生半端な努力ではダメなことが改めてわかった。彼女らも日々猛烈に働き、お金をふんだんに稼ぎ、貴重なプライベートの時間を楽しんでいるのだ。 だが、俺は必ずこのクラスまで到達する。2年後までにはそ「グローバル恋愛市場」に参加できる片鱗を見せていかないとだ。
Keep it up !
とりあえず、アポ行ってきます。
#恋愛工学復習シリーズ