日系メーカーから外資系IT企業に転職したら人生好転した物語

グローバル人材に憧れていたらそろそろアラサーが見えてきました。。。新卒の年収380万円だったのにシンガポール行ったら年収1960万円まできました。

【新卒/中途採用組】外資系コンサルティングファームに入るために必要な英語力

 

みなさんお久しぶりです。Justinです。

 

【追記:2020/09/21】

まさかこの記事の読者からBCGに中途採用で内定を取り、英語学習を継続した方から連絡をもらいました。現在は海外案件に参加されているとのことです。おめでとうございます!!BCGは戦略コンサルティングファームの中でも英語が比較的苦手な方が多く在籍しています。内定を取れさえすれば、是非純ジャパであっても英語に力を入れるべきです。

 

世の中の「なんとなーく英語ができる」記事とは一線を画した内容を担保できたと思っています。彼曰く、コツは記事を読んで全部英語に関連する書籍を買って机に積読した形で自分にプレッシャーを与えていたみたいです。ま、そういうことです。たかが英語、されど英語。やる人間は英語学習であってもきちっと行動し続けるわけですよね。連絡いただいた彼の更なる飛躍をお祈りしています。

 

 

グローバルエリートを目指して、日々精進しています。最近は英語の伸びに悩みつつですが、日々精進しています。ところで、中途採用にあたって外資コンサルティングファームではどれくらいの英語力が求められるのでしょうか?

  

 結論から言うと、英語力に関してはおそらく以下の認識でだいたい問題ないです。もちろん、入社するポジションによりけりだし、将来的に英語を使用したいかどうかによって変わってきますが、とりあえず、外資コンサルティングファームに合格することを目的に置いた時に、英語力がどう評価されるのかに関して一つの目安と思って使用していただければと。

 

周囲の話から、マッキンゼーであっても以下の数字があればいけます。(というか、BCGは英語できなくても入社できます。Bainは英語できない人しかなんだかんだ内定を出していないので、留学経験は欲しい。ベルガー、カーニーはなくても入社できます。)

日本 | McKinsey & Company

英語力の話をする前に、そもそも新卒でマッキンゼー受かる学生は15~25人程度です(2015年卒)。その内、英語力に関して問題のないレベルである海外大卒が半分いくかいかないか程度、他は英語力に関しては純ジャパとしては最高峰レベル、かつ、東京大学で90%程度占めてしまうのが現状です。慶応の学生もたまにいますが、数としては数人いるかいないか。ほぼ90%が留学経験をしています。つまり、英語は話せて当たり前のレベルで、なんとか地頭勝負で滑り込むイメージです。早稲田に至っては希少種になります。(早稲田理工以外での知り合いはいません)マッキンゼーでは東大の物理学科出身、かつ、数学オリンピック出場者とか奇才が集まるわけですが、彼らの頭脳があっても、英語力が低いと入社できません。中には、英語力が低いがゆえに入社を半年遅らせたケースもあります(もちろんその間は語学留学に行って必死に英語スコアを上げる必要があります)。東大理三を落ちて後期試験で東大文一、そのままマッキンゼーに内定した女子は、自分の英語力の低さに失望して、なんとフランス人の彼氏を作って週末のデート中も英語で会話していました。youtubeで出ている方も、群馬県の県立前橋高校卒ですが、中学時代は海外だった帰国子女パターンですね。他にも、フランスの帰国子女なので3カ国語がビジネスレベルでできる東大経済学部卒の女子や、それこそ今では一流経営者になった学生起業+体育会所属していた加藤さんも東大経済学部卒でマッキンゼーですね。

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もちろん、選考時点で英語の筆記試験があるのでかなりのレベルで英語を理解できる学生しか残らないのですが、実際は選考で求められる英語力と入社までに求められる英語力にはギャップがあり、それを埋めることができる学生でないと、パフォーマンスしないというのがマッキンゼーの姿勢なわけです。英語が苦手な学生はベルリッツに内定前まで通えます。GBCというFBIの採用で用いられる言語能力測定試験を受けて、2.4を目指して勉強していくはずです。

 

GBSをご存知ない方に解説をしておくと、GBCは国内大手英会話会社であるベルリッツ・ジャパンが、企業や官公庁を対象に提供しているテストになります。基本的にマッキンゼーはベルリッツと提携しているので、GBSを受験することになります。BCGも同じ。正式名称は、Global Business communicationsの略称になり、ILR(Interagency Language Roundtable Testing Comittee)の情報を応用して独自開発したテストになります。

 

まあ、逆に言うと、留学経験もないが、TOEIC950を大学3年の春時点で取得して秋の本選考までスピーキング対策を徹底的にやって内定を獲得した学生もいると聞いています。もちろん東大経済学部の学生でした。純ジャパだと、それなりに努力しないと厳しいです。感覚的に大学受験で英語が得意な学生でも1年はかかるイメージ。

 

 

 英語レベルですが、2021年現在だとBCG(ボストン・コンサルティング)のみならず、マッキンゼーであっても中途採用だと英語はできなくても入れるようになっています。新卒採用も既に40人を超える内定を出す会社に様変わりしています。

 

戦略コンサルティングファームに関しては、もはや2014~2017年の時代とは別物になりました。あんだけ業界内での評価が低かったベイカレントの株価が爆増しているのに対して、ドリームインキュベータの株価はパッとしません。なんなら、ペット保険事業でなんとかやりくりしている感じ。マッキンゼーも拡大路線に切り替えざるを得なくなったわけです。Bainがかろうじて従来の路線を守っている感じでしょうか。企業価値向上を謳っているコンサル会社が自社の企業価値を向上できないなんて、笑い物っていう話です。だから、マッキンゼーもボストンコンサルティングファームも上場していないわけですが、元々グローバルではそれなりの人数を採用してオペレーションしていました。市場規模が大きかったゆえに、日本市場の独自性を尊重した形でコンサルティングビジネスが展開されてきましたが、いよいよその壁すら失われてきた証拠です。というか、コンサルティングファーム日系企業企業価値向上にどれだけ貢献できたんですかね。コスト削減、組織改革、中長期戦略策定あたりの仕事が、本当に日本の会社を強くするんですかね。

 

ここはシンガポールに来て、グローバリゼーションの最前線にいる私からすると、コンサルタントの矜持は尊敬するが、それでは価値は生み出せない理解です。時価総額が日本市場より高いGAFAMがマッキンゼーに依頼して事業価値を向上させていますか?って話です。

 

昔からいうように、数年修行してテックカンパニーに転職する方が人材価値(給料)もワークバランスも向上していいと思います。(だって弊社にマッキンゼーからどんだけ転職してくるのwってぐらい人が移動してきました。ハーバードMBA取得した人だってなんだかんだテックに吸い込まれちゃう現実です。)

  • 中途採用:人によりけり。東大→バジルブラケットの投資銀行部門出身、四大弁護士(西村あさひ、森・浜田、長島、毛利アンダーソン)出身とかだとTOEIC800(=TOEFLE65~70)とかでもギリ滑り込めたりする。まあ、レジュメ補正もあるかと。でも、入社して1~3年以下の場合に限る。
  • MBA採用:TOEFLE105程度は必須。そもそも海外のMBAに行くにはその程度の英語力になりますって話ですね。

聞くところによると、中途採用は意外と英語ができなくても、なぜか内定が出たりします。30歳超えて海外駐在経験なくても入社できたりします。なぜなら、FAS系の業務知識があるから。

 

以下の記事でも書きましたが、外資系戦略コンサルは入社さえしてしまえば、どこかのプロジェクトタイミングで語学留学に行けます。ネットワークを作りたい人はMBA留学という手もあります。語学留学(英語)の方は、80~90%の給料をもらいながら英語だけを伸ばすことに専念も可能です。もっとも、TOEIC900点ない社会人4~7年目の人はマジで危機感もったほうがいいと思います。最近の港区界隈事例だと某ミスター慶応だった人が事業会社のRからマッキンゼーに転職してます。彼は大学時に英語とか全然できなかったのですが、社会人歴5年ぐらいかけて、上記の中途採用で引っかからない英語力を養ったわけです。スコアを揃えることができたら、とにかく英会話に時間を割くのが正しい戦略になります。彼は某R社出身ということで、スタディサプリゴリ押しでした(笑)彼の言い分としては、「そもそも大学時代にTOEIC900すら取れなかった人間が、管理されない自学自習でできるようになるわけがない。だったら、ある程度ケツ叩きしてくれる環境をお金で買って能力を伸ばすしかない。」という真っ当な発想でした。ちなみに、私も彼の言い分に納得してスタディサプリで最初は習慣づけました。加えて、以下の書籍で8ヶ月程度でTOEIC960を超えました。書籍はTOEICが600点台で戦略コンサルファームの入社が半年遅れた某コンサルの友達がオススメしてくれましたものを順番にこなしました。英語は時間なんで、グズグズ言わずにやるしかないです。

 

1冊目は英語の単語本です。著者はYale大学の言語学教授なことだけあって、内容がアカデミックやプロフェッショナルな世界でも通じる上質な本です。これはよりビジネスの実践向きなので、TOEICの点数向上に特化するなら、金フレ1択でしょう。

 

ドクター・ヴァンスの ビジネス・プロフェッショナルが使うパワー英単語100

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二冊目は、ビジネス英語の名著です。イギリス育ちの帰国子女な日本人講師ですが、名門西村あさひ弁護士事務所や外資系金融の法務部での勤務経験があり、ビジネスの文脈に即して外せない重要表現が網羅されています。ネイティブが使う語感も踏まえて役立つ事例が盛りだくさんです。これが呼吸するかのように処理できれば、ひとまず英語会議でも生き残れます。私はこれだけでTOEIC850点まで持って行きました。

 

 

ある程度英語学習を行っている人は、定評のあるBarron'sのスーパーパックを買って解いて、TOEIC受験するのでおしまいです。日本人英語講師が出しているウンコみたいなTOEIC本なんかやってはダメです。普通に世界で使われているテキストを使って練習すれば、点数なんて自ずと取れるわけです。日本人は音から英語に入っていないから、演習量を上質な教材で「音」を通じてこなすことで、英語で考える回路が徐々にできるようになります。ということで、とっとと買って全部ときましょう。これで920-960点は手堅く取れるようになります。

 

TOEIC Superpack (Barron's Test Prep)

TOEIC Superpack (Barron's Test Prep)

 

 

そうすると、普通にTOEICは950ぐらに落ち着きます。それぐらいの量がペーパーブックにはあります。いかない人はリスニングで満点とれているかの確認をしてください。取れていなかったら、一語一句聞き取れる、かつ、書けるところまでしてください。絶対にTOEIC程度のリスニングなら満点取れるようになります。これは、外資投資銀行マーケット部門(株式)に純ジャパながら内定を取り、ロンドンオフィスでの駐在を勝ち取った子が言っていました。「ディクテーションでビジネスレベルまでいける」と。

  

 

justin.hatenadiary.jp

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