TOEIC900点からの道のり
初めて大学で受けた時はTOEIC640点だった。
会社入社時はTOEIC735点だった。
社会人2年目でTOEIC840点だった。
社会人3年目の冬になってようやく、何も対策しなくても、TOEIC940点取れるようになった。
メールの70%が英語になり、資料の60%も英語で提出するようになった。会議も40%は英語で行われている。(最近は日本人が多くなって、日本語になった会議も増えつつあるが)
今も1日30分は継続してなんだかんだ英語をやっている。英語の勉強を習慣化するステージは超えた。転職の際に、総合商社でもなく、外資系コンサルでもなく、外資系メーカーを選んだ理由は、英語と日本マーケットナレッジのみで生きていけそうなホワイトポジションがあるからだ。そして、そのポジションは多くの場合、給料と競争率に歪みが生じている。市場でいうアービトラージだ。
(だって、34歳で1800万円って悪くないでしょ。40歳のグローバルポジションだと4000万ぐらい。)
その果実を目指して、確実に前進してきたが、ここにきて崖を飛び越えるような距離があることに気づいた。
そう、英語だ。
外資系ワールドでは、俺の英語の戦闘力が低すぎる。議論を整理してリードしたり、カジュアルな立ち話を10分間展開できる英語力は皆無だ。これがTOEIC900点、TOEFLE80点レベルだ。世間でTOEIC900点といえば、まあ英語ができる印象だが、外資系のハイスペワールドは、ここがスタートになる。
もっと端的にいえば、俺より入社時期は遅いが、俺より英語ができる女性が二人も同じ部署にいる。つまり、俺ではなく、他人に果実を奪われかねない状況なのだ。ライバルである二人の経歴といえば、1人は高校からアメリカのボーディングスクールでMBAをイギリスで取った才女。もう一人は、高校までアメリカ育ちで早稲田SILSを出た明るい女子。いずれも、俺より圧倒的に英語ができる。人事移動は、英語のみでは決まらないが、言語ハンディがあるのはやはり重りを足につけて走っているようなものだ。外資系の会社は基本人件費をコストと捉え、ニーズベースで人材配置を行う。おそらく、このチャンスを逃したら、2~3年は東京だろう。そして、また別のハイスペなメンバーとアジアHQのポジションを争うことになる。
俺なりに努力してきているが、まだラップペースが遅いわけだ。
TOEFLEにシフトしているのもそれが理由だ。TOEFLE105程度のMBAクラスで初めて、グローバルポジションが見えてくるという熾烈な戦いだ。
ただ、俺は諦めない。
今日もカフェに向かい、ビジネス英語の参考書を開いてディクテーションをした。これからDMM英会話をする。気力がある限り、ストイックに攻め続ける。
だから
頼むから、
グローバルエリートの道を閉ざさないでくれ。。。
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