【金融】ド素人が資産運用できるレベルにまで到達する勉強記録(1)
どーもJustineです。
世間ではお盆休みとのことですが、弊社は平常運転です。
今日は早速GPUA project Beyonceの進捗を書きます。
一応、全体像を掴むことには成功したので、ここから少しずつ各論を深く理解していければと思います。
ちなみに使ったテキストは以下。
外銀の某マーケットで働いている友達がくれたテキストがあるのだが、くそコンパクトにまとまっていてわかりやすい pic.twitter.com/c9cNE99D6P
— Justin (@justinto2020) 2017年8月12日
以下、知らなかった部分に関するメモ。実務的な部分よりも、概念的な部分の理解に重きを置いています。
投資信託の運用手法
- パッシブ運用
- アクティブ運用
その中でも、アクティブ運用には以下の手法がある。
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トップダウン・アプローチ
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ボトムアップアプローチ
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グロース投資:企業の売り上げや利益などの成長性に注目し、市場期待より高い成長が見込まれる銘柄に対して投資して、市場平均リターンを狙う戦略
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バリュー投資 :企業の資産や利益に比べて、株価が相対的に割安と判断されている銘柄に投資して、平均市場以上のリターンを狙う戦略
株主スクリーニングに用いられる指標
1. 財務諸表
- 安定性:流動比率、固定比率、固定長期適合率、自己資本比率、インタレスト・カバレッジ・レシオ
- 効率性/生産性:総資本回転率、有形固定資産回転率、棚卸資産回転率、売上債権回転率
- 収益性:売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率、ROA(総資本経常利益率)、ROE(自己資本純利益率)
- 成長性:売上高成長率、総資本増加率
2. 投資指標
- 収益性:EPS(一株あたり純利益)、EBITDA(Earning before interest, taxes, depreciation, and amortization)
- 割安/割高:PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、PCFR(株価キャッシュフロー倍率)
- その他:時価総額、配当利回り、EV/EBITDA、倍率、EVA
財務諸表を中心とした会計情報に注目し、そうした情報の意味内容を解釈するプロセスないし技術のこと。
ある企業の経営業績を判断する際に相対的視点を通じた評価が重要であり、以下2点が代表的な視点となる。
時系列分析:経営努力を実施してきたか
クロス・セクション分析:他社と比較して優位な状況か
財務比率分析(安全性、効率性、収益性、成長性)→ファンダメンタル分析(時系列、クロス・セクション)の順でスクリーニングする。
要は、「一般人は株式投資するにせよ、投資信託始めるにせよ、基本的にはファンダメンタルで分析(ユニークリスクの最小化)後、マーケットリスクを考慮して各々、投資するのが良さげ」ってことですね。
あとは、金融関係の勉強の難しさは
- 抽象概念の理解
- 法則を用いて具体的事例の解釈
という、数学の難しさを似ているかなぁと。そりゃ、採用側に立てば、ゴールドマンサックスが東大理系院生にlove call送る理由もわからなくないなぁと。
ちなみに、 以下の部分は数式的に完全理解できていなかった部分。。。
効率的フロンティアの計算方法
ある期待収益率に対する最小のリスクを表す点の集合である。したがって、「ある期待収益率Reの元で、リスク(分散, σ*2p)を最小化する」という条件で、この点を求めることができる。2次計画問題として考えられる。
で、ここからラグランジュの未定乗数法を用いて最適解を出すのですが、
最適性条件を行列表現するところとか
完全に抜け落ちてます(笑)
統計の知識はかろうじて残っていたのですが、関数系が消え去ってました(笑)
どこかで数学のやり直しを社会人になってする羽目になるかもです。。。
お恥ずかしい話ですが、これが実態なので、包み隠さず粛々とやっていきますw
ただ、余談ですけど、Share Projectの運営側の皆様、こういった参考書の1章を書くために書籍を10冊は読んでいるあたり、学生にしてはすごいと素直に思いました。
Blogの読者でどれだけ大学生がいるのかわかりませんが、こういうセミナーに参加して真面目に勉強するのも悪くないんじゃないでしょうか。
ではでは。引き続き、進捗を随時更新していきます。