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【ゆとり世代】就職階層における格差の拡大

 

前から薄々感づいていたけれども、2017年に東京に戻ってきたり、シンガポール・香港の研修の経験から確信した。

 

日本の世代間格差は進み、同年代間における階層格差も本格的に固定化する。階層間の移動が今後は困難になっていく。しかも、その対象が俗に言う早慶と呼ばれる高学歴ゾーンにまで侵食していき、競争は一層熾烈になる。

 

まずは、以下の盛り上がったTweetを見て欲しい。

 

 

詳しいデータソースは各自で追って欲しいが、「大手企業」に入社するのは依然として狭き門である。別に今が売り手市場だからとか、あんまり関係ない。だいたいそれなりの学歴+コミュニケーション能力+リーダーシップ能力があれば、筆記がよければ面接も突破できる。そういうゲームである。

 

ただ、その就活ゲームでも、学生目線で考えると、企業の入社難易度というのは、偏差値のようになんとなく存在する。それゆえ、行きたい企業と行ける企業に明確に差が出あるのは、みんななんとなく実感している。したがって、肌感覚として自分がどのレベルの学生か、に応じて、希望する企業はもちろん、内定をもらえる企業も決まっていく、そんなゲームだとわかりつつ、できる限りの努力量を投入するゲームなのだ。

 

実は、社会人になってから気づいたのだが、就活業界で飯を食べている人によると、昔から人気企業は若干の変動はあるものの、5~10年スパンで見ると、人気業種/業界の変動が見えてくるらしい。社会に関して無知に近い就活生が世の中の動向を感じ取って彼らなりに意思決定した結果が、皮肉にも社会の動向を的確に現すということだ。特に、その動向を観察する際は、「東大の人気企業」→「早慶の人気企業」の順番で人気企業がシフトしていく点に注目する。これは、転職コンサルタントをしている方から複数事例を持って教えていただいた。なぜなら、就職市場においては、「東大」が日本国内の最上流に存在する人材プールなため、そこに最先端の情報が集中する。そして、その二番手の「早慶」に少し遅れて情報が流れるのが大きな構造となっているからだ。そして、早慶以下の学生プールは正直、人気企業の採用重点校から外れているケースが多い為、それ以下の母数を含むランキングはあんまり参考にならない。

 

以下の参考記事を見ればわかるが、就職ランキングで人気に上がる総合商社は2012年~2016年と東大早慶の学生間で人気が続いている。(東大と早慶、それぞれの別データの結果がないが、東大は若干外資系コンサルの方が人気企業とのこと)それこそ、2011前はそれこそ外資系人気が爆発していた時代だ。しかし、2011年の東日本大震災後に就活をした世代なため、「国を背負う事業」「社会への貢献性」といったキーワードを重視しながら給料と働きがいを考慮していくと、総合商社が浮上してくるのだ。

 

これは同じ就活市場にいた身としてはなんとなく理解できる。 総合商社は早慶の中で最上位にランクインする企業群なのだ。

 

 

 

参考記事:

2012/2013年卒

(多分、この頃はサービスとして会員数が少ないため、2012/2013年卒の両方からデータを取って、必要十分なデータにしようとしている)

juken.oricon.co.jp

2014年卒

www.rbbtoday.com

 

2015年卒

resemom.jp

 

2016年卒

resemom.jp

 

で、なんでここまで就活が盛り上がるのかは明確で、「就職で人的資本、社会関係資本、経済資本の多くが規定される」からに他ならない。ライフイベントとして、相当のインパクトがある転換点だからだ。 そして、それは日本の転職市場の流動性が低い背景も、関係している。ここでの勝負が今後の人生で取り返しがつかず、リセットボタンや、裏技が使えないように思えるゲームだからだ。

 

とすると、学生から見ると「新卒総合商社内定」は、"外資系ほど激務ではなく福利厚生が整っている"、"クビになるリスクはないことに加え、外資系やベンチャーへの転職オプションもある"、かつ、"日系企業内では給料が高い"、といった3拍子揃った就職先なのだ。まさに3割30本30盗塁、三拍子揃ったいいとこ取り企業に思えるのだ。

 

 

さて、そんな総合商社に入社した後の彼らの実態はというと、正確なデータがないが、自分の友達+転職時の情報から推測すると、まあ以下の傾向はなんとなく当たっている。

report.jobtalk.jp

 

tatsuyakaiji.hatenablog.com

 

 

これは、入社して4~5年経つと一つ目の一通り社会や会社の構造が見え、30手前にして改めて自分の進むべき方向性を決めた若手の動向ではないだろうか。つまり、今のゆとり世代と呼ばれる我々は、「将来の漠然たる不安」「大企業安泰神話への懐疑」に対して、転職という形で対処している、と読み取れる。

 

例えば、「副業の推奨」。働き方改革の一環かもしれないが、若者としては、いよいよ政府が新自由主義思想の基、社会保障を旧来の日本雇用システムでは担保できないことを示しているとも読み取れる。要は、「個人の自由や市場原理に基づくよう、法制度などを整備するけれども、その上で失敗した責任は自己責任だからね!」といったメッセージなわけだ。

 

これは、2000年代に規制緩和によって、非正規雇用労働者が増えて、2000年代中盤に、「ニート」「パラサイトシングル」「フリーター」「引きこもり」などの新しい言葉が生まれた時代背景と少し似通っている。近年も「ノマドワーカー」「シェアハウス」「フリーランス」など新しい生き方、自由をより謳歌する生き方が賛美されている風潮がある。でも、2000年代前半にそういう生き方に飛びついた若者が今どうなっているか、想像してみてほしい。その先50年以上をどう設計していけばいいのか、想像を絶する恐怖といずれかは対峙しなければならない。僕の実感値としては、2013~2014年あたりは、「グローバルエリートな生き方」「お金に縛られずにやりたいことをやる生き方」の両方が、それぞれの階層で流行った。前者は俗にいう、高学歴層と呼ばれる東大京大一橋東工早慶ゾーン、後者は俗に言う、日東駒専以下なゾーン。週刊誌やオンラインビジネス誌の記事を見ればわかるが、そういう類のコラムが量産されていた。でも、2015年になると、そういった生き方は幻想に過ぎず、現実は階層が固定化しつつあることにみんななんとなく気づいてきたのだ。以下の「階層化」に関する記事も2015年を中心に発行されている。いよいよ、日本は階層固定化社会へシフトし、その現実をみんな受け入れつつある時代に突入したのだ。

 

www.newsweekjapan.jp

blogos.com

 

でも、これは「高学歴」と「低学歴」から生じる階層間に留まった話ではない。「高学歴間」における階層間格差が進行している時代なのだ。つまり、日本の世代間格差は進み、同年代間における階層格差も本格的に固定化する。階層間の移動が今後は困難になっていく。しかも、その対象が俗に言う早慶と呼ばれる高学歴ゾーンにまで侵食されていき、その競争は一層熾烈になる。

 

その典型的な形が、「転職市場で評価される30代」と「会社のレール上を進まざるを得ない30代」の格差であろう。もちろん、自ら進んで会社に固執して生きているなら、それは個人の価値観に基づく意思決定の結果であり、僕が口を挟むことではない。ただ、これまでは成人以降の人生は、「新卒就活で人的資本、社会関係資本、経済資本の多くが規定される」ゲームだったのが、「新卒就活後の過ごし方で人的資本、社会関係資本、経済資本を倍増できる」ゲームだということが明らかになりつつあるわけだ。

 

ゆとり世代である我々は、自分の価値観に基づいて、進むべく方向性に進まないと、日本の経済状況、国政や所属会社の関係性、といったマクロな動向、社会構造に影響を受けて生きざるを得ない未来になる。単に社会が敷いたレールに乗っていても、貧困階層から中流階層、あるいは、中流階層から上流階層への移動は自動的には起きない。そして、上流階層への階層間移動は、これまで以上に熾烈になる。そういった現実がありつつも、SNSの普及によって、日常的に人々の成功を目にすることができてしまった。その中で、僕自身は俗に言う、「グローバルエリート」を目指している。当然ながら、競争が超熾烈なのは重々承知だが、それでも「新卒就活後の過ごし方で人的資本、社会関係資本、経済資本を倍増できる」ゲームであることを一例として証明したい。20代後半にある、「何者かになりたくて必死に生きる」黒歴史かもしれないが、ぜひ引き続き注目していておいてほしい。

 

 

ちなみに、やはり東大生は外資系コンサルに傾いているみたいだ。(若干データの恣意性とこじつけ感がすごいがw)

www.onecareer.jp

yuiga-k.hatenablog.com

 

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