【中途採用組】外資系コンサルティングファーム志望者必須
【更新:2021/10/16】
約三年ぶりの更新ですが、戦略コンサルティングファームの時代は会社としてはいいけど、一個人としてのキャリアは微妙な気がしています。東証1部上場だけれども、業界下位企業でキャリアの見通しも悪い人はぜひコンサルに移動した方がいいですが、個人のお勧めとしては圧倒的にGAFAに行くべきです。本当、給料の上昇率が全然異なりますw
令和時代に32歳で年収が3200万円(時価ベース)にまで到達できる凡人の方法論【1200文字】|Justine|note
【更新:2018/10/13】
ちょっと最近コンサルの友達と飲んだんですけど、コンサルの人員拡大規はヤバいですねwMacやBCGも新卒で35~50人を採用する時代になってます。。。関西オフィスを開設した関係もありますが。追伸:最近Promotionした友達曰く、コンサルがコモディティ化しつつもMCKだと学部卒入社とかだと28歳でベースが1500万円です。これに加えて、借り上げ社宅だからマジで港区男子生活が到達可能な世界です。羨ましい、、、30歳で2000万円は超えますねw
受ける人は以下の書籍をやった上で、ケース問題をググって準備しておきましょう。基本的に構造化を行うために、因数分解を行うわけですが、なんでも人数 x 単価に分解ではなく、打ち手がでる意味のある分解にすることがポイントです。多くはto C系の問題がでるので、業界別にどのあたりが「消費者から見た際に意思決定Driverになるのか」を考えましょう。それが因数分解する際に大事な視点になってきます。他のポイントとしては、マーケティング施策に安易に走らないこと。構造上、埋められるGapを埋めることが先決です。
戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策
【更新:2018/1/20】
2018年年明けの情報だけれども、アップデートしてみたい。港区界隈で普段はアホな飲み友達だけど、コンサルティングファーム勤務なので、会話の内容は勉強になります(笑)
1. BC⚪︎は戦略案件が少なく、最近は常駐してExecution系の案件が多い。
2. ベルガーや A.T.蟹のほうが戦略案件は多い。そして、PEファンドや投資銀行と仕事もする機会があるとのこと。
3. MCKは業務改善系のプロジェクトが緩くておススメらしい。とは言え、DD系を一度は経験していないとその後のキャリア的に狭まるので体力のあるうちに数件入ったほうがいいとのこと。
4. Bai⚪︎はそもそもの採用人数が少ない狭き門。新卒も毎年4~5名に加えて、中途も2~3人が年に入れる人数。
まあ口を揃えて言っていた点は、「知的好奇心が強い」「ガッツがある」「要領がいい」の三点がないとなんだかんだ厳しいとのこと。勉強量は多いみたいで、プロジェクトが終わって2ヶ月の休みとかも、海外旅行と勉強のパターンがほとんどらしい。下記で紹介している書籍も社会人2年目までには読破は必須とのこと(某コンサルの課題図書リストらしい)。これ新卒上がりの24歳あたりで全部読破は必須って戦略コンサルティングファームは恐ろしいですねw読んでことない人いたら買って読むべきですよ。
ちなみに、こう言われても購入する人なんて5%もいないわけだから、だいたい外資系コンサルファームは3~5%しか合格しないので、世の中で行動する人の比率と同じになっています。気になる人材価値はやはり市場価値はつくみたいで、2年もいればヘッドハンターからの声はかかり、1000万円の壁は超えることが可能です。あとは税引き前で賃貸ができるので、家の質は上がりますね。
尚、英語に関する記事は以下です。
【新卒/中途採用組】外資系コンサルティングファームに入るために必要な英語力 - 港区女子にモテたい!!
【更新: 2017/10/1】
2017年夏時点だが、コンサル業界の転職に関して何点かシェアしたいと思います。もちろん、転職エージェント、友人含む第三者情報なので、真偽に関して一次情報にあたりたい方は、各自調べてください。(といってもおそらく入手不可能だと思いますが)
まず、コンサル業界は業界全体として好調です。ゆえに、人手不足がトップティア含むファームまで広がっています。とは言え、中途採用活動の質を落としたくないので、各社慎重ではあるものの、一定数は確実に採用しなければならず、チャンスはあるというのが現状です。ただ、コンサル中途組は2年で5割はファームからいなくなっているという事実は一度考慮すべきポイントです。本当にコンサルに行きたいかどうか、さらに、コンサル行ってからどういうキャリアパスを描くのかは、一度冷静になって考えるトピックではあります。
ここからは、完全な私見です。Big4と呼ばれるファームは、実は新卒も150人クラス内定を出す会社になっており、そのうち7割がシステム系の営業兼コンサルという、名目上うまく「コンサルタント営業」として新人の希望を裏切るという実情があります。それゆえ、中途もこの業務だと余裕で内定が出ます(笑)。それではなく、インダストリーかファンクションに就くコンサルを希望する場合は、第二新卒であってもバックグラウンドチェックが入ってきます。アクセンチュアやデロイトなどは、一個上のコンサルファームの元アソが中途で入り、マネージャーとかだったりするので、そんな簡単に受からないかと。特に、ファンクション系(事業継承、M&A等)は、自身がすでに現職で管理会計/財務会計業務を行っている等の考慮が必要です。
またこれ面白いことに、トップファームですと、友人紹介案件で入社すると紹介した人にXX万入る紹介システムを抱えているファームもあります。(3つしかないので察してください、笑)
ということで、大学が東大/慶応の方は交友関係をレバレッジしてから受けるのはありだと思っています。かのマッキンゼーでも入りやすくなっているという。32歳の弁護士上がりとかが内定出るので、26/27だと自身の業界/業務にある程度専門性があれば、受かる可能性は高いです。ちなみに、中堅/中小企業M&A、事業継承案件の増加により、DDに興味のある税理士クラスタ、監査法人クラスタ、会計クラスタ、にはチャンスは高いかと思います。あと、電通からBCGに内定した友達やベンチャー(アプリ系)からこれまた同じくBCGに内定した友達もいたので、デジタル分野はチャンスかもしれないです。リクルートSUMOからマッキンゼーDigitalやライオンからベイン、トヨタ自動車からベインと意外と道はあります。その一方で、三菱商事ながらもMBB落ちや伊藤忠から戦略全滅でデロイトなどの失敗例もあるので、最終的には対策次第というところに落ち着きます。
なお、気になるビジネスレベルの英語ですが、コンサルは半年や3ヶ月給料の9~8割もらいつつ語学留学できたりするため、なんとか内定をとってプロジェクトを複数こなせば、そこから英語に注力するキャリアプランもありっちゃあありかと思います。ちなみに、給料はやはりよく、トップファームは新卒ですら入社して2~3年で昇進すると1000~1300は固く、新卒組は20台で2000は狙えそうなレベル感です。(東大大学院経済研究科出身→某トップファーム出身者コメント)ですが、最低限TOEIC900は超えていないとそもそも7割給料での語学留学の話すらでてきません。マジでドメ案件一択になりますし、マッキンゼーだと昇進できません。TOEIC900って学生時代に超えているのが新卒コンサル勢の基礎スペックなので、25歳になっても超えていない人は【スタディサプリ ENGLISH】 にとっとと申し込んで、三ヶ月でTOEIC900(理想は950まで欲しい)はとる気概が必要です。こういう英語をバカにして行動しない人に限って、コンプレックスを抱えていたりするのですが、純ドメ日本人の特に私立文系はどんどん英語にリソース振った方がいいです。これの理由は、BainのHPを見ればわかるのですが、O西くんは青山学院大学からベインに新卒入社してます。彼は英文学科で英語力がかなり高いレベルにまで学生時代に持って行ったんですよね。アメリカに一年留学してあとは留学サークルの代表をしてました。他にも出てきていませんが、英語ができるだけで、学歴GAPを乗り越えている就活事例は意外とあります。5年以下の専門性がない人材は同じで英語をゴリゴリやりましょう。
大西 貴光 - シニア・アソシエイト・コンサルタント - Bain & Company
経歴はみんな違うけれども、共通していたのは、「思考訓練の数」と「フィードバックをもらって思考の着眼点(視座)を獲得すること」。外資系コンサルティングファームといども、必要な知識を蓄えて、応用できるように練習すれば、それなりの頭でも内定は出るレベルに持っていけるわけです。
一応、選考を受ける前に読んだ本。
入社してプロジェクト入ったら、1週間で業界の全体理解を求められるわけですよ??最低限、以下の書籍ぐらい全部読みましょうw
というか、死ぬ気で勉強すれば不可能とかないです(具体的にはひと分野に関して関連書籍30冊を読み込む)。この手法含めてキャリアや生き方をいろいろ教えてくれた先輩は某メーカーからTop school MBAにいって某PE fundの米国勤務を勝ち取りました。私も同じ手法でいろいろキャリアの階段を上っている最中です。せっかく記事を読んでくれたからこそ、本気で3ヶ月やりぬきましょ。オナニー禁止して、この記事で紹介した書籍に加えてビジネス書籍15冊は買い込んで、圧倒的インプットすれば普通にどっかひっかかります。
【外資系コンサルティングファーム志望者の必須書籍】
思考系
- 改訂3版 グロービスMBAクリティカル・シンキング (グロービスMBAシリーズ):グロービズの「MBAクリティカルシンキング」はオススメ。クリティカルシンキングの全貌が見えると、フレームワークやMECE、ロジック・ツリーとかが何のためにあるか整理できる。
- イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」:「イシューからはじめよ」も読むべき。分析の軸の出し方の考え方などのエッセンスが詰まっている。
- 新版 問題解決プロフェッショナル―思考と技術:「問題解決プロフェッショナル」も名著。例えば、思考では仮説思考と0ベース思考をどう使い分けるかとかが解説されている。
- 問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」:こちらはワンランク上だけど、コンサルいくには呼吸するように使いこなせないと厳しい。
- 戦略策定概論―企業戦略立案の理論と実際:波頭さんの「戦略策定概論」は読んで損がない。最低限の知識として必須レベル。
- 具体と抽象 ―世界が変わって見える知性のしくみ:視座をどこにおいて思考するかの問題。こういう視点の幅はそんなに広がらないから読んでおいたほうがいい。
- 地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」:フェルミ推定自体の整合性を問うケースはほぼないけれども、フェルミ自体がそもそもできないと、具体性を伴う議論にならないので、注意。そういう意味でも、一通り読んでおくべき。
-
経営戦略概論:これは必須。経営戦略とは何かがストンと腑に落ちる。
- 思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践:コンサルのケース面接でも同じことが結局のところ問われている。
- 経営戦略全史事業戦略策定ガイドブック:戦略策定に必要な十分条件を学んでください。
- グロービスMBA経営戦略:よくまとまっているので、経営戦略のフレームを整理してください。
この辺の知識や考え方のエッセンスを意識しながら、以下のケースをゴリゴリ解いていくのが大事。つまり、頭の中での思考回路を形成していくことが必要。
ケース対策
- 「東大生の~」シリーズもあるけれども、以下でいいと思う。あとは、実践あるのみ。戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策
あとは、暇な時見てたサイトはこれ。外資系コンサルティングファーム、外資系投資銀行、PEファンド、MBAと幅広くプロフェッショナルファームへの転職をサポートしている。質問者の学歴とかスペックが高すぎる(笑)
新卒で馴染みのある外資就活ドットコム。最近記事のまとめが整理されて見やすい。
結局ここまでやりきれなかったけれども、海外のケース対策サイト。このあたりが余裕でできれば、MBA卒のMBB志望者レベルになるのでは。
あと、筆記試験は普通に勉強すべきです。結構筆記で落とされているので。
以上、転職関連の情報でした。